東京交響楽団
1946年、東宝交響楽団として創立。1951年に東京交響楽団に改称し、現在に至る。
2004年7月より、川崎市のフランチャイズオーケストラとしてミューザ川崎シンフォニーホールを拠点に定期演奏会や特別演奏会を開催するほか、市内での音楽鑑賞教室や巡回公演、川崎フロンターレへの応援曲の提供など多岐にわたる活動を行う。これらが高く評価され、2013年に第42回川崎市文化賞を受賞。文部大臣賞、京都音楽賞大賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞など日本の主要な音楽賞の殆どを受賞している。
日本のオーケストラとして初の音楽・動画配信サービス『TSOMUSIC&VIDEOSUBSCRIPTION』をスタートしたほか、「VRオーケストラ」や電子チケットの導入、2020年3月にニコニコ生放送でライブ配信した無観客演奏会は約20万人が視聴するなどITへの取組みも音楽界をリードしている。同年6月には「マッチングギフトコンサート」が川崎市の支援のもと開催され、自治体とオーケストラによる前例のない取組が注目を集めた。
新国立劇場では開館時からレギュラーオーケストラとして毎年オペラ・バレエ公演を担当。教育面でも「こども定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」が注目されている。海外公演も多く、ウィーン楽友協会での公演や日中平和友好条約締結40周年記念公演などこれまでに58都市78公演を行っている。
2014年度シーズンより、ジョナサン・ノットが第3代音楽監督に就任。ミューザ川崎シンフォニーホール開館15周年記念公演《グレの歌》や、音楽監督と3年がかりで取り組んだ「モーツァルト 演奏会形式オペラシリーズ」はいずれも高い評価を得た。
http://tokyosymphony.jp/