ジブ・ピンコ(オーストラリア)

ピアニストであり作曲家。現在、シドニー音楽院でクレメンス・レスケとダニエル・ロハスに師事。幼少の頃から作曲とピアノを始め、若い頃からクラシック教育を受ける。 クラシック、ジャズ、オペラ、ミュージカル・シアターの分野で幅広く活躍し、シドニー周辺のアーティストや劇団のコラボレーティブ・ピアニストとして活動している。2023年と2024年にはミュージカル・ソサエティがプロデュースする数々の舞台作品の作曲を依頼され、最近ではマッコーリー大学交響楽団のアソシエイト・コンポーザー・イン・レジデンスに任命された。

Late To WorkFor Saxophone Trio

創作の過程において、物語を伝える手法は重要である。私はいつも、実話に基づいた芸術作品やメディアに最も心を動かされる。だからこそ、自分の人生の実話を基に作曲することにしたのだ。“Late To Work!” は、私がある朝目覚めた時に、タイトルが示す通り「仕事に遅れている」ことに気づいた、という一日の物語を、エンターテインメントに、そして鮮やかに表現することを目的とする。忙しい毎日の中で、きっと多くの人が経験したことがあるはずだ。。