ホー・チーコン(シンガポール)
シンガポール国立大学楊秀桃音楽院の創設時の教員であり、作曲科の創設主任。西洋と中国の楽器のために作品を書き、欧米、オセアニアの音楽祭やコンサートで演奏されている。彼の音楽は、「喚起的で叙情的」、「力強い語りの力とエキゾチックな楽器の色彩が際立つ」、「アジアの音の独特な印象を放つ」と評されている。シンガポール作曲家協会の創立会長を務め、国内外で委員会や委員を務めている。2013年にシンガポールで開催された第31回ACL音楽祭の組織委員長。現在、音楽院のアカデミック・プログラム担当副学長で、精神的ケアに重点をおいた、大学での滞在型学習と生活の育成に力を入れている。
Following – for B♭ Trumpet and Tuba
この作品は、音楽的なアイディアが、それ自体に従っているかのように発展していくことをテーマにしている。二つの楽器には強い相互作用があり、音楽の動機が追いかけられ、そして従うという遊び心を際立たせたものとなっている。